私が、身体に無理をさせてしまう理由
おはようございます。
カウンセリングルーム サイファ・キネシオロジー MASUMIです。
今日もまだ、咳が出て苦しくなることがあるので、あまり無理せずに過ごしたいと思います。
「無理をする」
つながりで、先日気づいたことをシェアします。
実は私は、毎日夕方まで元気(余力)を残しておくことに罪悪感を感じていたのです。
一日フルパワーで仕事をしないといけないという強迫観念があることに気づきました。
そのきっかけを探すと、うつ病が酷くなって、会社で仕事中に居眠りしてしまうことが続くようになったことでした。
居眠りは、暇だからつい寝てしまうとか夜更かししているとかではなくて、自分が仕事中に寝てしまっているという状況を意識して、早く就寝し、長時間の睡眠を取っていても状況が変わらず、パソコンを打っている最中であったり、文字を書いている等の作業中であっても起こり、酷くなると人と話をしているような時でも起こりました。
(その症状がおこる少し前(数週間~数か月前?)の仕事がとてもハードで、ほとんど眠る時間が取れない生活をしばらくしていたこともあり、その時の疲労と慢性的な睡眠不足が原因ではないかと今は思っています。)
私にとっては、居眠りというよりも、前触れもなく意識を失うといった感じで、車を運転するときにも起こるようになったので、怖くなって会社の近くにアパートを借りたほどです。
そのようななか、もちろん周りから後ろ指を指されたり、上司からも事情を聴かれるようになり、医師にも相談して「ナルコレプシー」という病気(睡眠障害)に対して処方される覚せい剤(リタリン)を飲んでいました。
それでも、なかなか一日中、健康な人のように起きていることが難しく、ぼんやりして仕事が進まないことも多くありました。
成果をあげられない自責の念から、少なくとも会社にいる間は、
「成果はあげられなくても、少なくても自分の体力のすべてを使って働こう」
というように考えるようになって、そこから毎日フルパワーで働くという習慣が出来てしまったようです。
この居眠りを頻発していた期間が、どれくらいであったのかよくわかりません。
1か月であったのか1年であったのか・・・
この頃の記憶は、ぼんやりしていて、とても曖昧です。
ただ、この間昔のお薬手帳をみたら、リタリンを処方されている期間が1年以上あったので、どんなに少なく見積もっても数か月の間は、その状況だったのではないかと思います。
リタリンは、最初こそよく効きましたが、次第に効果が薄くなり、処方量が増えたのと、ちょうどそのころにリタリンについての弊害や悪用が社会問題になったのもあって、医師に相談して止めてしまいました。
(リタリンを飲んだ後の気分の高揚感に、恐怖すら感じたことがあります。この経験では、薬物に依存する気持ちが、随分理解できたように思います。)
そのすぐ後に、たぶん私は一番最初のまとまった休み(休職ではなく、各種の有給休暇のみで約20日間)を会社から取ったのだと思います。
確か、2001年か2002年くらいだったと思います。
ちょっと話が横道にそれましたが、そのような経緯から、私は会社を辞めた今も毎日疲れ果てるまで仕事や家事をしてしまうことが分かりました。
みなさんの中でも、毎日どうしても疲れるまで働いてしまう人の中に、私と同じように「いつか」の習慣の延長(惰性)で、自分で自分に鞭を打っている人はいませんか?
私はここ最近、「客観的にみるとちょっとしたこと」をきっかけに、自分自身の認識を歪めていることが多くあることに気づきました。
もしかしたら、日頃、「自分のこんなところや習慣などが、嫌だなあ」と思っていることについて振り返ってみることで、何か思いもよらないことが見えてくるかもしれませんよ・・・
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