「深い悲しみ」が身体にもたらすものとは?(五行と筋肉とキネシオロジー3)

こんにちは!サイファ・キネシオロジーMASUMIです。


前回少し触れた「金」の感情「深い悲しみ」について、今回は書きたいと思います。


ところで前回、「木」の感情「怒り」を「金→水→木」という相生関係だけで説明しましたが、「木」と「金」は相剋関係にあり、「金」は「木」を支配します。(金属の斧で木を切り倒し、加工するイメージです。)


なので、「深い悲しみ」が直接「怒り」をコントロールすることも可能なのだなあということに投稿後に気づきました・・・(笑)


「深い悲しみ」により、上手に「怒り」のコントロールができなくなってしまい、不適切な表現になってしまう。

逆に「深い悲しみ」のあまり「怒り」を出せなくなってしまうといったことが「木」との相剋関係でも読み取ることができますね。


あらためて・・・、

陰陽五行の「」の感情は「深い悲しみ」です。


「金」に関連する経絡は、「肺経」と「大腸経」です。


「肺経」に関連した筋肉は、「前鋸筋」、「烏口腕筋」、「三角筋(中部)」、「横隔膜」です。

前鋸筋は肋骨部の筋肉、烏口腕筋と三角筋(中部)は肩から腕のかけての筋肉です。


肺経の筋肉であることもあり、呼吸に強く関係します。


それゆえに「深い悲しみ」にとらわれてしまった場合、生命を維持するための呼吸が浅くなり、生きる力も弱くなってしまうのかもしれませんね。


肩の筋肉と関連しているので、肩が痛くて腕があがらなかったり、首が痛くて回せなくなってしまった場合、自身の「深い悲しみ」について考えてみるのもいいかもしれません。


「大腸経」に関連した筋肉は、「大腿筋膜張筋」、「ハムストリングス筋」、「腰方形筋」です。

大腿筋膜張筋は、腰から太ももにかけての側面の筋肉、ハムストリングス筋は太ももの裏の筋肉、腰方形筋は腰の深部の筋肉です。


「大腸経」ということからも分かるように、「排泄」に大きくかかわっています。


誰にとっても「深い悲しみ」というのは、消化しがたい感情かと思います。

「排泄」がうまくいかないと身体に様々な症状を生じさせますが、これは身体的な「排泄」に限ったことではないかもしれません。

「深い悲しみ」をずっと持ったままでいると、感情的にも毒素が体内に溜まり、こころと身体に影響を及ぼすのかもしれませんね。


また大腸経の筋肉は腰と太ももの筋肉なので、力強く前へ進むことが難しくなることがあるかもしれません。

「深い悲しみ」というのは直視するのが辛い感情であるし、癒すのには時間が必要かと思います。

ただ、きちんとその存在を認めていないと人生を思い通りに前に進めるのは、なかなか難しいのかもしれませんね・・・


最後に陰陽五行の「金」は「皮膚や髪」が強化対象となっているので、皮膚や髪に問題を抱えている場合も「深い悲しみ」について考えることで、なにかヒントが得られるかもしれません。


もし「深い悲しみ」に囚われているという心当たりがある場合は、サイファ・キネシオロジーにあなたの人生を前に進めるお手伝いをさせてください。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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