「恐怖や不安」が生む感情とは?(五行と筋肉とキネシオロジー2)

こんにちは!サイファ・キネシオロジーMASUMIです。


今日は陰陽五行の「」の感情について、書きたいと思います。


陰陽五行では「木・火・土・金・水」それぞれに、相生・相剋という相関関係があります。


相生は「生む」がキーワドで、昨日の「水」は「木」を生むものと考えられています。(実際、木は水によって育まれ、成長しますよね?)


相剋は、「コントロール」がキーワドで、「水」は「火」をコントロールします。(実際に、火は水によって消されるので、コントロールされていますよね?)


ということで、「水」の感情である「恐怖・不安」が生む「木」の感情をみていきたいと思います。


「木」の感情は、「怒り」です。


抱え込んだ「恐怖や不安」を隠したり、感じないようにするために、先に「怒り」を爆発させてごまかすことは、結構よくあるパターンですよね?


カウンセリングなどの領域では、しばしば「怒りは二次感情であり、その裏には恐怖だったり悲しみが隠されている」なんて言われますが、「水」の相生関係を考えてもうまく説明できるなあなんて、感心しています(笑)


何かあるとつい反射的に「怒ってしまう」ことがある場合、その「怒り」の裏に「不安や恐怖」などの感情が隠れていないか探してみるといいと思います。

(ちなみに「悲しみ」は「金」の感情であり、「金」が「水」を生むので、「悲しみ」から生まれる「不安や恐怖」が「怒り」を呼ぶなんていう風にも読めますね・・・)


元に戻って、

「木」に関連する経絡は、「胆経」と「肝経」です。


「胆経」に関連した筋肉は、「三角筋(前部)」と「膝窩筋」という筋肉になります。肩の前方の筋肉と膝の後ろの筋肉です。

「肩を怒らせ」ながら怒って、他人を威圧する人などは、実は自分の中の「不安や恐怖」を悟られたくない人だったりして・・・(-_-;)

そして、怒りのあまり「地団太」を踏みたくなるとか・・・?(笑)




「肝経」に関連した筋肉は、「大胸筋胸肋部」と「菱形筋」です。胸の前後の筋肉です。

わたしは怒った時に、よくこぶしを作って顔の前あたりから振り下ろして(テーブルにこぶしを叩きつけるイメージ?)怒りを表現しますが、そういう時に働いていそうな筋肉群ですね(笑)


「木」というのは五行の中では一番最初の段階なので、「怒り」は他の感情よりも早い段階に出やすい・感じやすい感情なのかもしれません。


ここまでお読みいただきありがとうございました。